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<A NAME="top"></A>
<H1>参考図書紹介</H1>
LAST UPDATED November 13 2000<BR>
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PCコンバットフライトシミュレーションを楽しむために参考となる本をご紹介します。(和書18冊、洋書11冊)<BR>
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価格は購入時点での表示本体価格であり、情報としては古い物も含まれますので、あくまでも参考として下さい。
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<A NAME="av"></A>
<H2>アビオニクス及びフラコン</H2>
<H3>AVIONICS</H3>
Bill Gunston <I>Patrick Stephens Limited 1990</I> (ISBN 1-85260-133-7)20ポンド<BR>
軍用を中心に<A href="glossary-list.html#avionics">AVIONICS</A>の作動原理や実機例を幅広く記述しています。図や写真が多数あり、とてもお勧めです。これ一冊でについて一通りの知識を得ることができます。
<H3>航空宇宙電子システム</H3>
航空宇宙電子システム編集委員会<I>日本航空技術協会他 1995</I> (ISBN 4-930858-91-7)5826円<BR>
航空宇宙分野における、通信、航法、管制の地上施設及び搭載システムから、飛行制御、コックピット表示システム等々の幅広い分野の電子システムについて技術的に解説されています。
<H3><A HREF="http://www.scitechpub.com/radar.htm" TARGET="_top">Introduction to Airborne Radar Second Edition</A></H3>
George W. Stimson <I><A HREF="http://www.scitechpub.com/">SciTech Publishing, Inc.</A> 1998</I> (ISBN 1-891121-01-4)119.95米ドル<BR>
航空機及び宇宙機搭載用レーダに関する教科書です。著者は長年に渡りHughes社で搭載レーダの開発に携わった技術者であり、要素技術から実機例まで多数のカラーイラストや写真を用いて解説されています。電子的ビーム走査、合成開口、アンテナ<A href="glossary-list.html#rcs">RCS</A>の低減、<A href="glossary-list.html#lpi">LPI</A>等最新の要素技術や、F-22、B-2用レーダ等の最新の実機例が盛り込まれているので見逃せません。少々お高いですが価格以上の価値はあります。
<H3>レーダ技術</H3>
吉田孝(監)<I>(社)電子情報通信学会 1984</I> (ISBN 4-88552-049-5)3825円<BR>
レーダに関する一般的な知識を正確な意味を把握しながらレーダ技術の全般にわたって理解を深めることができる入門書です。
<H3>フライトコントロール</H3>
金井喜美雄<I>槇書店 1985</I> (ISBN 4-8375-0543-0)2800円<BR>
航空機力学と制御理論の両方にまたがった航空制御工学分野の便利な参考書です。難解な数式を用いることなくフライトコントロールについて説明している章もあるので取っつきやすいでしょう。もちろん数式に基づいて学習したい人にも好適です。航空機の<A href="glossary-list.html#fbw">FBW</A>とは何かについてお悩みの方にお勧めです。絶版ですので古書店で見かけたら即getしましょう。<BR>
<A NAME="op"></A>
<H2>全般及び運用</H2>
<H3>Fighter Combat</H3>
Robert L. Shaw <I><A HREF="www.nip.org">Naval Institute Press</A> 1985</I> (ISBN 0-87021-059-9)37.95米ドル<BR>
出版元から明らかなとおりその筋の本で、米海軍の元ベテラン戦闘機パイロットが書いた空中戦の教科書です。対戦で勝てないあなたはこれを読んで勉強しましょう。（笑）
<H3>空母パイロット</H3>
Paul T. Gillcrist(逆井幸江訳)<I>朝日ソノラマ 1992</I> (ISBN 4-257-17251-7)1068円<BR>
新戦史シリーズ50。「FEET WET Reflection of a Carrier Pilot」の日本語訳です。著者は退役海軍少将で、F-8パイロットとして、ベトナム戦を戦いその後ミラマー海軍基地司令まで登り詰めた人物で、上記の「F/A-18の秘密」にも登場しています。<BR>
著者は空母の３大変革といわれる艦載機のジェット化、アンクルドデッキ、蒸気カタパルトと光学着艦装置の導入を実体験しており、その辺の描写がとても興味深いです。夜間着艦時の緊張した様子等艦載機の運用についても色々と書かれており、着艦フェチな方にお勧めの一冊です。
<H3>軍用機知識のABC</H3>
<I>イカロス出版 1993</I> (雑誌コード 61777-35)2233円<BR>
現代の軍用機について種類、兵器と装備、運用等について多数の写真やイラストを交えて概説されています。巻末には軍事航空略語辞典が付いており、初めての方には取り組みやすい一冊です。
<H3>続 軍用機知識のABC<IMG SRC="image/new-spin.gif" ALT="NEW"></H3>
<I>イカロス出版 1994</I> (雑誌コード 61777-72)2233円<BR>
現代の軍用機による偵察、攻撃、輸送等の様々な任務について、多数の写真やイラストを交えて概説されています。ミサイル防衛についても簡単に触れられています。巻末には用語辞典が付いており、素朴な疑問の解決に役立ちます。
<H3>ジェット戦闘機</H3>
立花正照<I>原書房 1984</I> (ISBN 4-562-01466-0)1650円<BR>
メカニックブックス1。ジェット戦闘機の誕生から1980年代への発達過程が、アメリカ空軍のジェット戦闘機を中心に説明されています。特に6章で新旧10機種に搭載されている火器管制レーダに関して運用や表示について解説されています。
<H3>図解現代の航空戦</H3>
Bill Gunston、Mike Spick共著(江畑謙介訳)<I>原書房 1985</I> (ISBN 4-562-01627-2)1600円<BR>
メカニックスブックス9。「MODERN AIR COMBAT」の日本語訳です。空中戦闘を理解する上で必要な兵器、電子戦、コックピット等のシステム、基本的な航空力学、強い戦闘機の条件にについて解説されています。また、インメルマン、スプリットS等の空戦機動法についてもわかりやすく図入りで解説されています。コックピットの章にはF-16における<A href="glossary-list.html#hotas">HOTAS</A>のスイッチ配置の図が載っているので、FALCONな方は参考にされると良いでしょう。
<H3>図解電子航空戦</H3>
立花正照<I>原書房 1986</I> (ISBN 4-562-01827-5)1600円<BR>
メカニックブックス13。航空機の電子戦について、その発達史や器材等が平易に説明されています。この分野は一般には理解されにくいものですが、この本を読めばその一端に触れることができます。
<H3>朝鮮戦争空戦史</H3>
Robert Jackson(戦史刊行会)<I>朝日ソノラマ 1983</I> (ISBN4-257-17029-8)505円<BR>
文庫版航空戦史シリーズ29で「AIR WAR OVER KOREA」の日本語訳です。朝鮮戦争の勃発から停戦までの一連の空の戦いを知る上で手頃な読み物です。F-86対MiG-15の対決について概要を知ることが出来ます。Mig Alleyな方にお勧めです。
<H3>トム・クランシーの戦闘航空団解剖</H3>
Tom Clancy(平賀秀明訳)<I>新潮社 1997</I> (ISBN 4-10-247206-1)781円<BR>
「FIGHTER WING-A Guided Tour of an Air Force Combat Wing」の日本語訳です。米空軍の状況について綿密な取材に基づき記述されております。本書中の「空軍初級講座」、「軍用機あれこれ」及び「兵器−爆弾はいかにして「賢く」なったか」をお読みいただくとコンバットフライトシムへの理解がより深まるでしょう。 <BR>
<A NAME="ac"></A>
<H2>機体別</H2>
<H3>空中警戒管制機 AWACS<IMG SRC="image/new-spin.gif" ALT="NEW"></H3>
<I>エアワールド 1998</I> (雑誌コード 01972-4)1238円<BR>
エアワールド1998年4月号別冊。現用機のシムで影ながら必ずお世話になるAWACSについて、E-767及びE-3について解説されています。搭載レーダであるAN/APY-1/2についてもレーダモードや構成機器の機能等詳しく掘り下げられています。また、E-767の母機であるBoeing 767についても解説されています。<BR>
これを読めばAWACSについて一通りの知識が得られると共に、あらためてAWACSに対する感謝の気持ちが沸き起こるでしょう。
<H3>Eurofighter 2000</H3>
Hugh Harkins <I>Midland Publishing Limited 1997</I> (ISBN 1-85780-068-0)14.95米ドル<BR>
Aerofaxシリーズの1冊。開発経緯から実機のシステムそして最近の試作機の状況等が多数の写真で紹介されています。シミュレータとおぼしきコックピットの写真がありますのでフライトシムファン特にDIDの<A HREF="http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/1720/ef2k/index.html" TARGET="_top">EF2000</A>な方々には一見の価値有り。
<H3>F-15イーグル</H3>
藤田勝啓(編)<I>航空ジャーナル社 1978</I> (雑誌 03776-3)1400円<BR>
航空ジャーナル1978年別冊AJ Custum No.5。機体開発の経緯、設計思想や空力、エンジン、搭載システムを解説しています。古いですが和書としては最も内容が硬派です。F-15E登場以前の本ですが、F-15という機体を理解するには好適です。<A HREF="http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/1720/jf15/index.html" TARGET="_top">Jane's F-15</A>な人にお勧めです。絶版ですので古書店で見かけたら即買いましょう。
<H3>F-15E STRIKE EAGLE</H3>
Hans Halberstadt <I>Windrow & Greene Ltd. 1992</I>(ISBN 1-872004-27-X)17.95米ドル<BR>
F-15Eのカラー写真集です。コックピットの各部細部写真に加えてレーダアンテナや<A HREF="glossary-list.html#lantirn">LANTIRN</A>ポッドの写真もあります。<A HREF="http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/1720/jf15/index.html" TARGET="_top">Jane's F-15</A>な人にお勧めです。
<H3>F-16ファイティングファルコン</H3>
中村浩美(編)<I>航空ジャーナル社 1983</I> (雑誌 03776-8)1400円<BR>
航空ジャーナル1983年8月号臨時増刊 Super Fighter Series No.2。機体開発の経緯、設計思想や空力、エンジン、搭載システムを解説しています。内容は今となっては古いのですが日本語で手軽に読めるので<A HREF="http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/1720/falcon4/index.html" TARGET="_top">Falcon4.0</A>のためにF-16という機体を勉強するのも良いでしょう。絶版ですので古書店で見かけたら即getしましょう。
<H3>マクダネルダグラスF/A-18ホーネット</H3>
青木日出雄(編)<I>航空ジャーナル社 1986</I> (雑誌 03776-5)1400円<BR>
航空ジャーナル1986年5月号臨時増刊 Super Fighter Series No.5。機体開発の経緯、設計思想や空力、エンジン、搭載システムを解説しています。内容は今となっては古いのですが日本語で手軽に読めるのでHornetな人にお勧めです。絶版ですので古書店で見かけたら即getしましょう。
<H3>F-18ホーネット</H3>
Bill Gunston(浜田和穂訳)<I>原書房 1986</I> (ISBN 4-562-01806-2)1600円<BR>
メカニックブックス12。IAN ALAN社刊のModern Combat Aircraftシリーズの内の一冊「F/A-18 HORNET」の日本語訳です。P-530〜YF-17以来の経緯と開発の経過から搭載システム、兵装に至るまで当時のホーネットについて良く理解できます。日本語で手軽に読めるので<A HREF="http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/1720/korea/index.html" TARGET="_top">KOREA</A>や<A HREF="http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/1720/jfa18/index.html" TARGET="_top">Jane's F/A-18</A>等Hornetな人にお勧めです。
<H3>F/A-18の秘密</H3>
Orr Kelly(吉良忍訳)<I>朝日ソノラマ 1992</I> (ISBN 4-257-17250-9)728円<BR>
新戦史シリーズ50。「HORNET The Inside Story of the F/A-18」の日本語訳です。技術的な事についても書かれていますが、むしろ開発経緯について、軍の推進派と反対派、マクダネルダグラス（現<A HREF="http://www.boeing.com" TARGET="_top">ボーイング</A>）とノースロップ（現<A HREF="http://www.northgrum.com/" TARGET="_top">ノースロップグラマン</A>)の確執や、いわゆる垂直尾翼問題の解決等、関係者の個人名も交えて書かれているところがおもしろく読めます。
<H3>YF-22 and YF-23</H3>
Bill Sweetman <I><A HRED="http://www.motorbooks.co.uk/">Motorbooks</A> 1991</I> (ISBN 0-87938-505-7)9.95米ドル<BR>
<A href="glossary-list.html#atf">ATF</A>開発計画及び表題の候補機について紹介されています。一章を割いて<A href="glossary-list.html#avionics">AVIONICS</A>についても要素技術等について記述があります。今となっては多少内容が古いですが興味のある方はどうぞ。 <BR>
<H3>F-22</H3>
Richard Abrams and Jay Miller <I>Midland Publishing Limited 1992</I> (ISBN 0-942548-53-1)<BR>
Aerofax Extra 5。試作機であるYF-22の写真を中心に開発経緯から実機システムが紹介されています。白黒ですがYF-22のコックピット写真及び<A href="glossary-list.html#emd1">EMD</A>機の三面図、コックピットレイアウト図及びモックアップの写真が載っています。さらに<A HREF="glossary-list.html#avionics">AVIONICS</A>の簡単なシステムブロック図も載っています。DIDの<A HREF="http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/1720/f22adf/index.html" TARGET="_top">F22 ADF</A>な方はどうぞ。
<H3>F-22 RAPTOR</H3>
Bill Sweetman <I>Motorbooks 1998</I> (ISBN 0-7603-0484-X)12.95米ドル<BR>
DID F-22 ADFの付録「Allies & Adversaries」の巻末に紹介されており、F-22に関して手軽にまとまって見られる資料です。全編カラーで、製造中の機体、コックピット、レーダアンテナの写真は必見です。DIDの<A HREF="http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/1720/f22adf/index.html" TARGET="_top">F-22 ADF</A>及び<A HREF="http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/1720/taw/index.html" TARGET="_top">TAW</A>に登場するF-16Uに相当する機体の模型写真も載っています。DIDの<A HREF="f22adf/index.html" TARGET="_top">F-22</A>な方にお勧めです。
<H3>Advanced Tactical Fighter to F-22 Raptor</H3>
David C. Aronstein他 <I>American Institute of Aeronautical and Astronautics, Inc. 1998</I> (ISBN 1-56347-282-1)45.95米ドル<BR>
AIAA(米航空宇宙学会)が出版したF-22開発計画の解説本です。1980年代前半からYF-22とYF-23の競争試作を経てF-22の量産までの経緯を良く理解することが出来ます。<BR>
<A href="glossary-list.html#avionics">AVIONICS</A>についても12ページにわたって記述があり、アーキテクチャ、電子戦、レーダ等について概要を知ることが出来ます。Appendixとして、1970年代に試作されたステルス実験機Have Blueの解説もあり、こちらも見逃せません。
<H3>JOINT STRIKE FIGHTER</H3>
Bill Sweetman <I>MBI Publishing 1999</I> (ISBN 0-7603-0628-1)13.95米ドル<BR>
<A href="glossary-list.html#jsf">JSF</A>について開発経緯と<A href="glossary-list.html#cda">CDA</A>であるX-32及びX-35について紹介されています。前半はP1127からYAK-141までの間の各国の<A href="glossary-list.html#stovl">STOVL</A>機プロタイプや計画機について紹介されています。<BR>
実機については、初飛行以前の出版のため、雑誌等で紹介された既知の情報が1冊にまとまっただけという印象がありますが、まとめて読めるというのはそれなりに便利です。<A href="glossary-list.html#avionics">AVIONICS</A>については、コックピット、<A href="glossary-list.html#icp">ICP</A>、<A href="glossary-list.html#mirfs">MIRFS</A>について簡単に記述されています。<BR>
<A HREF="http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/1720/jsf/index.html">JSF</A>がたまらなく好きという方は一読されるとよいでしょう。<BR>
<A NAME="wp"></A>
<H2>ウェポン</H2>
<H3>Airborne Weapons of the West</H3>
Anthony M. Thornborough <I>Arms and Armour Press 1992</I> (ISBN 1-85409-119)11.99ポンド<BR>
旧西側の航空機用兵装について、イラストや写真で紹介されています。ちょっと古いので<A HREF="glossary-list.html#jdam">JDAM</A>についての記述は当然ありませんが、フライトシムに登場する大抵のミサイル、爆弾等は網羅されていますので、これを読めばもう何を積んで出撃するか悩むことは無くなります。
<H3>ミサイル工学事典</H3>
久野治義<I>原書房 1990</I> (ISBN 4-562-02138-1)20000円<BR>
ミサイルそのものとその周辺技術について幅広く記述されています。もちろんミサイルの誘導方式や、航法についても触れられていますので、ミサイルを回避できないとお嘆きの方にお勧めします。
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